アート工房の紹介
STUDIO
南京原生芸術中心は、郭海平氏によって二〇一〇年八月に設立された工房である。南京原形芸術中心は、中国において最も早い工房の一つとして、障害者による芸術の創作、また芸術創作による治癒をめざすアート・セラピー等の活動を牽引してきた。現在は南京の中心部にアトリエ、作品の保存などの資料室、ギャラリー、カフェなどを備えた工房を構えている。工房はアーディストに創作の場所を提供するだけでなく,併設するギャラリーにて作品展示会なども行っている。また郭海平氏は西欧のアール・ブリュットに関する書籍の出版,展示会のカタログなどの出版,ネットでのエッセイ掲載,関連書籍の翻訳出版など、アール・ブリュットの全般的な推進活動を行っている。
深圳内象原生芸術工作室は、南京原形芸術中心に触発されて設立された工房である。高層ビルの一角にある工房内は、主に二十代の青年が通っており、絵画の他にも、ダンスや音楽などもできる施設が併設されている。壁には額でアーティストの絵画が飾られており、こじんまりとした家庭的な雰囲気の中で楽しく創作活動を行っている。中国では特別学校を卒業した後に就職ができないことも多く、そのため家に閉じこもりがちになる。工房内で仲間とともに創作活動を行うことは重要であり、かつそれが芸樹t活動とみなされることで生きがいとなるという目的も込めて創設された。
重慶一和療癒中心
重慶に位置する、政府による住民の福利の委託施設となっている工房である。創設者の蘇立林氏は、四川美術学院という名門美大卒業の芸術家でもある。彼はたまたま病院にて自殺を目撃した経験をもっており、その事に衝撃を受け、卒業後に精神病院にて患者の美術指導を行った後に、自らの工房を創設した。施設内には創作スペースと、利用者の作品が飾るスペースがある。現在は所属するアーティストは4人と多くないが、精神病院や地域と連携をして、芸術を通した福祉活動を営んでいる。
高雄市原生芸術育成中心は、 2019年に設立され、高雄市立楠梓特殊学校の校舎を借りて運営を行っている。もともと高雄市立楠梓特殊学校にて指導を行っていた心理士の葉世原氏によって設立された。現在では主に支援学校の卒業生を中心として活動を続けている。広い学校内の校舎の壁や廊下には所属するアーティストの作品が飾られ、専用の展示室などが備えられている。
2009年、障害をもつ作家を支援するために、台湾の台中市に創設されたギャラリーである。台中市の国立台湾美術館のそばにある、小さなギャラリーである。このギャラリーでは、2年に1回の公募を行っており、それに入選した作家の作品をギャラリーで展示するという方式を取っている。先の高雄市原生芸術育成中心の作家も公募に参加し、多く入賞している。入賞した作品はカタログにして公刊している。HPは https://www.lumin-art.org.tw/
























